ひとり親家庭の教育支援について思うこと

ひとり親家庭の家庭教育について。父と母がいて子どもがいる家族構成を基本として社会が成り立ってるわけだから、一方が欠ければ家庭教育上バランスを失ってしまうことは避けられません。核家族化が進んだ現代社会において、傾いたバランスを支えるためのネットワーク作りは急務となっています。

まずひとり親家庭の皆様に、はっきりと認識をして欲しいと思うことがあります。母子家庭では父性のある家庭教育を与えることはできません。同様に父子家庭では母性のある家庭教育を与えるのは非常に困難です。ひとり親の皆さんの大半が「子どもは私がひとりで育てていかなければならない」という考え方に傾いてしまいます。覚悟を持って教育に当たるのは立派なことなのですが、一人で育てていくという考え方は、はっきり言って間違いです。父性や母性など、ひとり親の家庭では絶対に与えられないものがあるということを、はっきりと認識することが大切です。

家庭内での悩みなどを相談できる場、同じ悩みを抱える親の皆さんを繋げられるコミュニティなど、ひとり親家庭を経済面とメンタル面で支えることのできる十分な社会制度とネットワークの拡充が求められています。

ここで具体的にひとり親家庭をサポートするホームページを紹介します。
母子家庭・シングルマザー支援サイト - ひとり親.com
http://www.hitorioya.com/
ひとり親Tokyo−東京都母子寡婦福祉協議会−
http://www.tobokyou.net/


mixi などのSNSサイトなどにもひとり親家庭を支援するコミュニティがあると思いますのでぜひ探してみてください。
http://mixi.jp/


twitter などのソーシャルツールを利用して同じ悩みを抱える人々を探し、情報交換や悩み相談などをするのもよいかもしれません。
http://twitter.jp/

現実の世界ではなかなか悩みを打ち明けられない方も多いでしょうし、相談に乗ってくれる人を探すのも困難だと思いますので、同じ境遇の仲間や気軽に相談できる相手をインターネットを有効に活用して探して欲しいと思います。あなたが求めれば支えてくれる人は必ず見つかります。世間体を気にして見栄を張るのはやめてください。悩みも、苦しみも、仲間と共に共有していきましょう。どうか一人で悩むのだけはやめてください。