タイムリーな事件からオンラインゲーム規制を考える

こんにちは、shibunetです。今日は衝撃的なニュースを紹介します。

ネットを解約されたことにキレた長男が家族を殺傷
http://www.terrafor.net/news_adG5WDheFa.html
家族を殺傷した岩瀬高之容疑者は動機に対して「父親にインターネットを勝手に解約されて腹が立った」と供述しており、近所の方の話では岩瀬高之容疑者は15歳ぐらいから引きこもりがちな生活を送っていたそうです。

なんということでしょう
父親にインターネット接続を突然解約されてしまった長男(30歳無職男性)が、そのことに腹を立てて家族5人を殺傷するというとんでもない事件が起こってしまいました。ネットしか逃げ場がない人からネットを突然奪ったらこうなるのは必然でしょう。ヒキコモリを放置し続けた親の責任も大きい。逃げ場をいきなり奪うのではなく、少しずつ社会との接点を模索させるような状況に環境を変えていくことができていたら…。そうすればこのような事件は起こらずに済んだのです。極端な対処療法が逆効果になってしまった事件と言えるのではないでしょうか。

こういう事件があるからこそ、子どものネットへのアクセスを制限しなくちゃいけないんです。これは僕の憶測ですが、おそらくオンライゲームの影響もあったでしょう。ネット上に野放しになっているオンラインゲームが、無料プレイという餌で頭の弱い子どもたちや情報弱者をおびき寄せているのです。ネット上に安易な逃げ場を無責任に作り続ける大人たちを僕は本当に許せません。廃人となってしまったオンラインゲーム犠牲者の人生の責任を、運営会社は一体どうやって取るというのでしょうか?いつまでも夢を見続けさせることができると言うのなら、そして彼らの面倒を見続けることができるというのならいくらでも自由にやって構わない。しかし、リアルはそんなに甘くない。こういう事件が起こってしまうのが現実なのです。

ゲームが子どもたちに見せているのは夢なんかじゃない。単なる個人の妄想であり空想の世界でしかありません。子どもたちが偽りの夢に騙されて人生を破綻させてしまわないよう、オンラインゲームは18禁化したほうがよいのです。私は今回の事件からそのことを改めて強く確信しました。

twitter上での議論まとめ
viva_hiko
エレクトロニック・マザー・シンドローム?RT @shibunet: ネットしか逃げ場がない人からそれを奪ったらこうなるのは必然。ヒキコモリを放置し続けた親の責任も大きい RT:ネットを解約されたことにキレた長男が家族を殺傷 日刊テラフォー http://ow.ly/1zFVj
shibunet
Exactly.その予備軍は日本国内に60万人はいると言われている。 RT @viva_hiko: エレクトロニック・マザー・シンドローム?RT

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